家庭とキッチンの情報コーナー
長年の経験と情報をもとにこのコーナーをおとどけしますが、すべて個人的な情報ということで参考にお願いします。
情報は急速に変化もしますので(特にマーケット値段は)その時に合った自分の情報と照らし合わせて利用してください。
多くの情報は、このコーナーの運営上役に立ちますので、いい情報がありましたら教えてください。
その他、質問がありましたらできるだけ情報提供するように努力しますので連絡お待ちしてます。
INFORMATION IS INTELLIGENCE (情報は知識なり)を合言葉にがんばりますので。




電気の基本
語句 記号 意味
アンペア A 電流の単位で、電線の中にどれだけの電流がながれるか
ボルト V 電圧の単位で、電流を流すポンプの力のこと
ワット W 電力の単位で、一定時間の電気の仕事の量のこと
周波数 Hz 1秒間の振動回数で、関東50Hzで関西60Hzと違う。

ワット数=電量のアンペア数 X 電圧のボルト数
例題
100Vで30Aの契約をしている家庭では、 100V X 30A=3000Wまで使用可能で
エアコン 1000W、 電子レンジ 1200W、 トースター 800Wが 使用可能です。


電気災害の三大要因
漏電 電気漏れ 配線、電気器具が古くなると、磨耗、腐食したりすると、建物や電気器具のケースに電気がもれる 漏電遮断機を取り付ける
感電 もれた電気に触れる 家庭用に配電される100Vの電圧では、電流が小さいために死亡はしませんが、体が 濡れていると危険です。 大きな電流を使う器具にはアースをつなぐ。
過熱 一度に電気を使い過ぎる、接触不良 配線やコード、電気器具が熱くなりコードのビニールが溶けて漏電したり、燃え出したりする。 タコ足配線による許容電気量オーバー。接触不良は、ネジの緩み、コードのキズが原因。 プラグを抜くときはコンセントからぬくこと。延長コードは折り曲げたりしない。

IH (電磁)調理器のしくみ
IH は、誘導加熱方式(Induction Heating)で熱を得ていることで、英語を略してIH加熱ともいいます。

このしくみは、以外に簡単で、基本的にコイルと高周波電流発生装置だけでできています。まず、そのコイルに 高周波の電流を流すと、磁力が作られます。このとき、 高周波電流のつくりだす磁力は大きく変動するので、電磁誘導が起き、鍋などの容器の底や側面で誘導電流が発生します。 この電流で電子と原子の摩擦が起こり摩擦熱で鍋などの容器を加熱します。このように、鍋自体がヒーターに変わりますので ほとんど熱が外ににげませんので、熱効率がよく、高温の加熱が可能です。

しかし、電磁調理器は、鉄のように磁石のつく金属容器しか加熱できません。土鍋のような陶器や、18-8ステンレスの 鍋では、料理できません。これは、欠点のようですが、電磁調理器を触っても、人間の体も加熱されないので熱くなく 大変安全な調理器具という長所にもなります。

インバーターのしくみ
インバーターは好きな周波数の交流を作ることができる装置です。

インバーターの原理は、整流され直流になった電流の向きを一定間隔でタイミングよく切り替えることによって 交流が得られ、ほしい周波数の交流が簡単に得られることです。
インバーターの利点は、モーターをきめ細かく制御できることで、エアコンなどは、昔のように電源のオン、 オフで温度調節をしていたものが、インバーターを利用すると、モーターの回転が自由にコントロールでき、 微妙な温度調節ができることです。

インバーターは蛍光灯にも利用され、欠点であった蛍光灯のちらつきは、家庭用電流の周波数が、50、60 ヘルツであることが問題でしたが、インバーターのおかげで、1000倍以上の高周波電流をつくり、蛍光灯に 流すことによってこのチラツキも解消されました。

インバーターは社会のいろいろなところに使用されています。

加湿器のしくみ
加湿器は簡単に水蒸気をだして湿度を高めてくれます。しかしこの水蒸気に触れてみても 熱くありません、これは、加湿器の水蒸気は熱を使って湯気を作っているのではなく、超音波を 使っているからです。

超音波は音波の一種で、音波は空気と物体の振動のことです。人間の耳に聞こえない音波のことを 超音波といいます。

水の中に音波を流すと、それに揺すられて水の分子が振動します。超音波で揺すると、分子はその 激しい振動に耐えられず、分子同士がバラバラになり水蒸気となって発散していくのです。

超音波は圧電現象を利用して発生させます。ある種の物質に電圧を加えるとそれが歪む現象が 圧電現象で、交流電圧をかけると、加えたと同じ周波数で物質がひずみ、振動します。その振動が 音波を発生させます。高周波の交流電圧をかければ、超音波が発生します。

これまでの情報コーナー
Vol.001  フライパン 鍋の材質について Vol.002  フッ素コーティングのフライパン、鍋について
Vol.003  ステンレススチールについて Vol.004  包丁について
Vol.005  アルミニウムとアルマイト Vol.006  電子レンジについて
Vol.007  ラップの材質と特徴


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