家庭とキッチンの情報コーナー
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電子レンジはマイクロ波で食品を内部から加熱します。 この電波は食品の中に入り、そこに含まれている水の分子を振り動かし、分子と分子が擦れ合うと、そこに 摩擦熱が生じます。その摩擦熱が食品を加熱します。 したがって、外から食品を煮炊きする従来の方法に比べて、芯まで簡単に加熱でき、調理時間も短く、 光熱費の節約できます。 冷凍食品が氾濫している現代の食生活には必需品です。 |
使える容器 | 使えない容器 |
耐熱ガラス 陶器類(内側に絵づけ色づけのものは避ける) ポリプロピレン、ポリカーボネイト樹脂 のプラスチック 耐熱温度140度以上のラップ |
普通のガラス アルミ、ホーロー用品 金属用品、金網、 木、竹、紙製品 一般のプラスチック用品(耐熱温度が140度以下のもの) 漆器 |
電子レンジの解凍は、機種によって刺身用の半解凍、肉類などの生解凍を、自動的にうまく
解凍するメニューキーがある機種はその取扱説明書に従った使えば上手くいきます。 解凍用のメニューキーがない場合は下記を参考にしてください。 |
● 解凍時間は、短めにセットします。 ● 冷凍庫から出したコチコチに凍った状態で解凍する。 ● オーブンを使った後は、中の温度を下げてから使う。 ● 発砲トレーごと冷凍されたものは、発砲トレーごと解凍できますが、ラップや袋を取ってから解凍する。 ● 上手く解凍できるのは厚さ3cmまでです。 ● 同時に2個以上解凍するときは、同じ種類、大きさのものをそろえて解凍する。 ● 生で調理するさしみ類は、絶対に解凍しすぎないようにする。触ってみて、弾力を感じない状態で 解凍は終わり、中心が凍っていて、切ったときにサクサクときれいに切れる状態ぐらいがいい。 ● ミックスベジタブル、コーンなどは、パックから皿に開けて解凍し、途中で混ぜ合わせてると 均一に解凍できる。 |
料理には水分が必要です。そのためにラップを使うと便利で、加熱時間も短くなります。 ラップをすると、水分が逃げ出さなくラップで囲まれた中の温度も一定に保て美味しく早く出来上がります。 |
一度にたくさんの食品を調理したり、温めたりするときは、形の大小や、入れ方によりムラができることが あります。分けて大きさの同じような食品をそろえたり、位置を工夫して使用してください。 |
生卵はそのまま、または殻を割って加熱すると破裂してしまいます。薄膜と卵黄膜に穴を必ずあけてから 電子レンジで加熱してください。 |
ビン類や密封容器は、栓、フタを取ってから加熱してください。密封食品は封を切ってから加熱する。 |
アルミホイルは、電波を反射するので、部分的に過熱を抑えることができます。あまり加熱されると
困るところはアルミホイルを巻いて加熱してください。 (お弁当の漬物、食品、容器の持つところなど) |
これまでの情報コーナー |
Vol.001 フライパン 鍋の材質について | Vol.002 フッ素コーティングのフライパン、鍋について |
Vol.003 ステンレススチールについて | Vol.004 包丁について |
Vol.005 アルミニウムとアルマイト |
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